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理念の見本となる存在

こんにちは、石田淳です。

 

上司という存在の、そして幹部教育の重要性について前回触れました。

 

「部下に仕事を教える」

「部下を評価する」

 

もちろんこれらは上司の仕事の大事な要素ですが、多くの上司、リーダー、マネジャーが実はあまり意識していないのが、「自分が職場カルチャーの中心である」ということです。

 

「企業風土、そして職場カルチャーとは直属の上司そのもののこと」

 

これはいままで私が自著や講演などで何度も発言していることです。

 

「企業の文化」そのものを作り出すのはトップ=経営者の役目です。

 

会社の理念と言われるものも本来であれば、皆で意見を出し合うのではなく、経営者本人の思いそのものが反映され、表現されたものであるべきでしょう。

 

しかし、それを体現するのは誰か?

 

もちろんそれは、企業に存在する人材1人ひとりです。

 

そして、その見本となるべきは、上司といわれる人なわけです。

 

経営者であるあなたは、現場を取り仕切る幹部社員がどのくらいあなたの思う「理念」を体現していると考えていますか?

 

幹部社員との対話の頻度はどれだけあるでしょうか?

 

職場カルチャーは、現場から自然に生まれてくるものではなく、「経営者の理念を人材1人ひとりに浸透させるもの」と捉えるべきです。

 

そして、理念とは単なるお飾りではなく、行動が伴ってこそ成立するもの。

 

その行動を率先して取り、部下の見本となるのが、上司なわけです。

 

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■石田淳 著作紹介65

『会社の目標を絶対に達成する「仕組み」の作り方』
KADOKAWA 2015年刊

今回お話しした「企業風土、そして職場カルチャーとは直属の上司そのもののこと」について深く言及した一冊。人口減少時代の「会社としての目標達成」のための仕組みづくりを解説しています。

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