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「すぐに辞める問題」を考える①

こんにちは、石田淳です。

 

4月からスタートする新たな仕事。

 

新入社員はもちろんのこと、そんな人材を迎え入れる側にもさまざまな不安が生まれていることでしょう。

 

リーダー、マネジャーといった「新たに部下を持つ人」にとって今、なにより不安に感じていることは……。

 

「せっかくの人材がすぐに辞めてしまったらどうしよう」

 

ということかもしれませんね。

 

人手不足の今、人材の流失は組織にとって何よりも痛手となる。

 

これはすべてのビジネスパーソンがわかっていることです。

 

「辞められてしまった」ということは、マネジャーとしてのスキルを問われることにもなる。

 

中には「自分の人間性に問題があった?」「嫌われてしまった?」などとスキルではなく、自分の存在そのものを責めてしまう人もいるかもしれません。

 

「上司になる」

 

このことは経済成長期のサラリーマンにおいては、何より喜ばしいことでした。

 

あらゆる人材が「上を」目指す中、言い方は悪いかもしれませんが、上司という存在でいられることはある意味〝無邪気に〟喜べたのかもしれません。

 

しかし、今はまるで違います。

 

価値観が多様化したなか、「この会社は合わない」と判断されれば部下は突然、すぐに辞めてしまいます。

 

上司にとって今重要課題となっているのは、まさに「辞めさせないマネジメント」でしょう。

 

では、なぜ人材は辞めてしまうのか?

 

前述のような「この会社は合わない」という思い。

 

それを何とかしようと、今、多くの上司が部下に「負担をかけない」という選択をしているようです。

 

しかしこれは大きな間違い。

 

次回、さらにこの問題について深掘りしていきたいと思います。

 

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■石田淳 著作紹介42

『辞めさせないマネジメント』
PHP研究所 2015年刊

「部下が辞めてしまう」この問題は本書発売当時より、より深刻化しています。「やる気がない人材などいらない」「仕事は先輩の背中を見て覚えるもの」「石の上にも3年」そんなかつての常識が通用しない時代での効果的な人材育成術を紹介しています。

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