こんにちは、石田淳です。
前回お伝えした新刊『【新版】教える技術』。
私の周りの方々からも
「新たなトピック、楽しみです」
「自分の(マネジメントスキルの)基本なのであらためて読みます」
といった、うれしい声をいただいています。
これまでこの『教える技術』シリーズに寄せられた声で
「とっても役に立ちました」というものと共に象徴的なのが、
「自信が沸いてきました」
「勇気が出ました」
などの、メンタルの変化に関するものでした。
逆にいえば、そうした感想を持っていただいた方々は、それまでは「自信がない」「自分にはムリ」「人を育てるのはすごく大変」と日々思いながら、マネジャーの立場として仕事をしてきたわけです。
しかし、それも仕方がないこと。
なぜなら、そんな方々は「やり方を知らなかった」からです。
もっと言えば、「誰からも『人にモノを教える』『人を成長させる』ためのやり方を教えてもらえなかった」だけのことです。
そこには「リーダーの器」だとか「マネジャーとしての適性」はまったく関係ありません。
やり方を知らないのだから自信が持てない……。
これは至極当然なことでしょう。
かつての日本のビジネスマネジメントは、「先人のやってきたことを踏襲する」あるいは「相手の特性に合わせる」あるいは「リーダーは人間力」などという極めて曖昧なことが大切にされてもいました。
つまり、人にモノを教え、成長させ、成果を出してもらうための「拠り所」となる具体的な理論がなかったということです。
もちろん、学校教育においても普通は「人材育成リテラシー」を学ぶ機会などなかったはずです。
「あなたがうまくいかないのは、あなたの性格や人間性のせいではない」
「あなたがうまくいかないのは、『やり方』を知らなかっただけのこと」
これは私がこれまでに出版してきた書籍のすべてに共通する〝メッセージ〟です。
「やり方」を知ったあなたは、きっと自信と勇気を手に入れることでしょう。
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■石田淳 著作紹介40
『教える技術』の好評をうけ、チーム=「組織」の成長のためのノウハウに特化させたシリーズ第2弾。チームがまるごと「自発的に動く」ための様々なポイントを紹介しています。