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職場に存在する 「無駄な時間」の排除

こんにちは。石田です。

 

3月になりました。

 

多くの組織で新たな編成が行われ、「環境づくり」に関する施策も強く意識される時期でしょう。

 

これまでお話ししてきたように、行動科学マネジメントでいう「環境」とは「望ましい行動が発生しやすい環境」ということです。

 

「働きやすさ」「快適さ」を求めることはそれはそれで大切なことですが、いくらそうしたことを整えても組織のメンバーが成果に結びつく行動を取らなければ意味がないわけです。

 

クールに聞こえるかもしれませんが、「環境づくり」は「成果づくり」のために他なりません。

 

そして、環境とはその職場の「文化」とも言えます。

 

今の職場文化が「成果に結びつく行動を生み出す文化であるか?」

 

環境づくりに取り組む際には、この見直しも必要でしょう。

 

この際、ポイントとなるのは「これまでやってきたから、今もそうしている」という、文化の無駄な踏襲です。

 

言い換えれば、「組織に存在する無駄な慣習」。

 

その代表的なものが、各種の「定例ミーティング」です。

 

「これまで続けてきたから、惰性的に行っている」

「誰もが『時間の無駄』と思いながらも定期的に開催されている」

「そもそも何のために行っているのかわからない」

 

あるいは

「そんな時間があったら実務に時間を割きたいのだけれど…」なんていうミーティングは、組織に存在していないでしょうか?

 

先人の行いを尊重し踏襲していく。

 

日本人には美徳と考えられやすいことですが、口では効率化・生産性向上を謳いながらもこうした無駄が存在する環境から「成果に結びつく行動」が生まれるとは考えにくいものです。

 

一人ひとりの成果に結びつく行動にフォーカスし、それを阻害する「時間」は排除する…。

 

そうしたドラスティックな取り組みも環境づくりには必要なことでしょう。

 

 

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