こんにちは。石田淳です。
仕事納めが終わると、年末年始のお休みモードとなり、のんびり過ごす方も多いことでしょう。
仕事から離れてリフレッシュすることはもちろん大切なことですが、そんななかでぜひ行っていただきたいことがあります。
それは「1年の振り返り」。
月並みなことと思われるかもしれませんが、これはマネジメントにおいてとても重要な作業なのです。
今年願った計画の実現、目標達成のために増やそうとした行動はどのくらい増えていたでしょうか?減らそうとしていた行動はどのくらい増えたでしょうか?
その結果、あなたは何を手にしたでしょうか?
達成感や自己効力感を得たこととは何だったでしょうか?
仕事について、プライベートについて、客観的に自分の行動を振り返ってみてください。
これは精神論的に「今年の自分を反省しよう」などということではありません。
「PDCAサイクル」という言葉をご存じかと思います。計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)。
振り返りとは、このCheckのことです。
多くの組織がPDCAサイクルに着目しますが、「計画して実行して、うまくいかなかったら次の計画に」というように「PD、PD」を繰り返してしまいます。
個人に関しても同様です。
「今年はあれがうまくいかなかった」
それで終わらせるのではなく、
「どうすればよかったか?」
「行動の内容は正しかったか?」
「行動の回数は適切だったか?」
を振り返り、先につなげたいものです。
もちろんビジネスの現場でも。
リーダー、マネジャーはチームとしての「振り返り」を行う必要がありますね。
「もっと、こうしよう」という具体的なアクションがわかれば、それがあなたを、そして組織を後押しすることになります。
ぜひ試してみてください。
それでは今年1年、お疲れ様でした!
よいお年を!