こんにちは。石田淳です。
師走のこの時期、今年の総括とともに来年の目標や計画を考える方も多いかと思います。
AIを活用した仕事術など、新しいことを始めようという方もいらっしゃるでしょう。
ビジネスにおいてもプライベートにおいても「新しいことに取り組む」というのはとても難しいことと捉えられているようです。
「とにかくまずはチャレンジしてみることが大事」
精神論ではよく言われることですが、チャレンジの結果が「望ましくないもの」であったら……。
その行動は続けることはできません。
新しいことへの取り組みは、第一歩目がとても重要なのです。
とはいえ、難しく考える必要はありません。
第一歩目は「小さな一歩」、つまりスモールステップであればいいのです。
高い目標を掲げ、少しでも早くその目標に達するように行動のハードルを上げる……。
これが「始められない」「続けられない」の最大の理由です。
このことはセルフマネジメントだけでなく、経営やチームマネジメントにも言えることです。
『教える技術』の講座でも繰り返しお伝えしていることですが、人に物事を教えるポイントは、いかに行動を細分化して具体的な行動として伝えられるかに尽きます。
つまり、いきなり高いハードルを用意しないということ。
小さな行動を積み重ねていって、やがて大きな目標にたどり着く。これは精神論ではなく、人間の行動原理に基づいた目標達成法です。
2024年、あなたの、そしてあなたのチームが新たなチャレンジを始めること、新たな目標を達成することをお祈りしています!