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「パーソナルスキル」はどう判断されるか?

こんにちは。石田です。

 

前回少し触れた「パーソナルスキル」。

 

何となくその意味のニュアンスはおわかりいただけるかと思いますが、わかりやすくいえばそれは「人間的側面におけるスキル」ということになるでしょう。

 

「協調性がある」

「聞き方が上手」

「人と違った発想ができる」

「集中力がある」

 

などが、その例です。

 

「今の組織でしか役に立たない」という専門性の高いスキルではなく、こうした「イチ人間としてのスキル」を持っているということで、どんな組織でも役に立つことができる、というわけです。

 

しかしながら、見ておわかりのようにこうしたパーソナルスキルは言ってみれば非常に「曖昧なもの」です。

 

どんなところを見れば強調性があると判断できるのか?

 

上手な聞き方とは何か?

 

人と違った発想とは?

 

それらには明確な基準がなく、身に付けるための目標設定もしづらいものです。

 

たとえば転職での採用面接などでも自分のパーソナルスキルは「面接官によって」まちまちに判断されるということです。

 

これからの企業人にはパーソナルスキルが重要…。

 

もちろんそれは確かなことですが、それらは実は「明確な基準があるものではない」ということも知っていただきたいのです。

 

これまでのビジネス経験で培い、磨き上げてきたパーソナルスキルは「どんな現場でも役に立つスキル」に落し込まなければなりません。

 

たとえばあなたが今の組織でメンバーから信頼されているパーソナルスキルの高いリーダーだとしても、また別の現場でそれを再現できるとは限らないわけです。

 

「ひとつの組織でビジネス人生を全うするわけではない」

 

こうした時代を前提として、次回は「どこへでも持ち運びできる」スキル、「ポータブルスキル」について考えてみましょう。

 

 

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