こんにちは。石田淳です。
「『学び直し』や『新たな挑戦』を楽しんで人生100年時代を過ごそう」
前回、そんなお話をしました。
とはいえ…
「でも、どうやって楽しめばいいのか?」
「やっぱり新しいことを始めるのは難しそうだ」
…なんて考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
どうすれば新たなチャレンジを楽しめるか?
もちろん、それは意識や心構えの問題ではありません。
「とにかく楽しむこと」
などと言われても、だから楽しくなるわけではありませんよね。
ここでも、行動科学マネジメントの基本を思い出してみてください。
そう、「少しずつやる」というスモールステップですね。
勉強するのが楽しい、新たなスキルを身につけるのが楽しい。
これは行動の結果にメリットが生じているからです。
おわかりかと思いますが、その結果とは
「勉強して、資格を取得できた」
「新たな挑戦に成功した」
という最終ゴールではなく、あくまでも日々の小さな行動に対する結果です。
「今日は○○のアプリをインストールできた」
「数ページでも本を読んで、いいことが書いてあった」
そんな小さな行動に対する小さな結果が、それでも自分に達成感と自己効力感を与えます。
これまでの自分の功績、仕事のキャリアを考えれば、ちょっとやそっとの結果では満足できない?
それは間違いです。
「小さなゴールをクリアするごとに達成感と自己効力感を覚えて行動を継続させる」
この行動原理には、年齢もキャリアも関係ありません。
「目標を達成しないかぎりやっていることは試練」
これでは、チャレンジは楽しいものにはなりません。
一つひとつの、日々の小さな行動をこなした自分を認めるようにしましょう。