こんにちは、石田淳です。
企業の存続に欠かせないもの……。
それは言うまでもなく「人材」です。
では、あなたの会社では、人材育成のために、どんな施策が用意されているでしょうか?
告知させていただいているように、この9月より「行動科学マネジメント・アカデミー」というサービスをスタートしました。
あえて一言でいってしまえば、このサービスは「小さな会社・組織」に向けたものです。
中小企業、個人事務所、病院、士業など、小さな会社・組織のリーダーが集い、行動科学マネジメントの専門トレーニングを受け、それぞれが実践して実績を作り、「使える事例」としていくものです。
実はこのサービスは、私がこれまでずっと実現させたくて、構想を温めてきたものなのです。
現在、行動科学マネジメントを導入している企業の多くが、いわゆる「大企業」です。
しかし私は、小さな会社・組織にも行動科学マネジメントが必要だと考えています。
私自身、多くの大企業との関わりのなかで感じているのは、各企業の「教育」「人材育成」に対するプライオリティの高さです。
つまり、大企業であればあるほど、「教育」「人材育成」に力を入れているのです。
中には、いくつもの教育プログラムを用意し、リーダー、マネジャーが好きなプログラムを選択する、といった企業もあるほど。
「人材が企業の要」
「だから当然、教育・人材育成には力を入れる」
ということが徹底されているのです。
それに対して、中小企業、小さな組織はどうでしょう?
残念ながら、教育のしくみもない、マニュアルもない、チェックリストもない……。
何より「人事部」の存在もないところがほとんどでしょう。
では、教育や人材育成、マネジメントのしくみがなくても優秀な人材が集まるかといえば……。
この人口減少の時代に、それはとても難しいことです。
また、人口は減っているのに、人の価値観は多様化しています。
「背中を見て仕事を覚えさせる」
「常識だから、言わなくてもわかるはず」
ということが通用する時代ではないのです。
大企業はますます教育・人材育成に力を入れ、小さな会社・組織は旧態依然としたマネジメントを続ける……
中小企業は今後、受難の時代となるのは明白です。
そこで、小さな会社・組織でも気軽に行動科学マネジメントに触れられるよう、サービスを企画しました。
また、あらためて別の機会に詳しくお話ししようと思いますが、私の行動科学に基づいたマネジメントとの出会いは、私自身が小さな会社の経営者として経験した「人材に関する悩み」がきっかけとなっています。
ですから、この企画は私にとって、とても特別なものでもあるのです。
どうぞご期待ください!