こんにちは、石田淳です。
「学習すること」がこれまで以上に大切な意味を持つジョブ型社会……。
この習慣を身につけるためのコツをもう一度考えてみましょう。
前回のブログでは、これからのビジネスパーソンは「学ぶこと」、すなわち「学習」が欠かせない
というお話をしました。
「メンバーシップ型」から「ジョブ型」に変わっていく社会では、もう「〇〇社の××です」ということだけで食べていくことは極めて難しいでしょう。
ビジネスパーソン一人ひとりが専門性を持つ〝スペシャリスト〟でなければならないのです。
そのためには当然、学ぶことが必要です。
今、何らかの専門的なスキルや知識を持っていたとしても、それに磨きをかけなければ、生き残ることはできません。
ましてやこれまで単に「会社に所属している」ということだけで生活をしていたというような人は、
新たなスキル、知識を身につけなければならないのです。
とはいえ、いきなり目標を高くしての学習は継続できるものではありません。
「すぐに新たな資格を取ろう」
などと意気込んで猛勉強を開始する……。
でも、それが続かなければ意味がありません。
そこで、このメルマガでも何度かお話ししている「物事を習得するコツ」を思い出してください。
そう、「スモールゴールを設定して、少しずつ」です。
毎日できる無理のない範囲の勉強量を少しずつクリアしていくことで、最終ゴールにたどり着く……。
これが行動科学マネジメントの基本です。
「これからの時代には学習が欠かせない」
そう肝に銘じることは大切ですが、だからといって、高揚した気分のままで計画を立てても、多くの場合、計画倒れで終わってしまう、あるいはすぐに挫折してしまうものです。
必要なのは、
「気分」
「気合い」
「精神力」
「勢い」
といったことに左右されない具体的な行動です。
行動の繰り返しはやがて習慣となります。
「良い習慣が人生を変える」という言葉がありますが、まさにこれからの時代は、「〝学習〟という習慣」を持つことが人生を変えることになるでしょう。
「いつまでも学習し続ける人が、生き残る人」
私はそう考えています。