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外国人スタッフが「自分と違う」のは当たり前

こんにちは、石田淳です。

 

「外国人スタッフと働く」ことについては、さまざまな問題、軋轢も伴うはずです。

 

今回はそうした事態に対処する際の「前提」について触れたいと思います。

 

以前、外国人とスタッフと働く際に重要なのは、「(仕事の)教え方」を確立することである、

というお話をしました。

 

とはいえ、もちろんこれはなにも「相手の価値観など無視してもいい」

ということではありません。

 

大前提として、相手の外国人スタッフの国の文化や慣習に対する敬意と理解を常に忘れない、ということが必要です。

 

別の言い方をすれば、

「(相手は)自分と違う」ということを、はっきりと認識しなければならない、ということです。

 

当然これは「差別」という意味ではありません。

 

違いを認識して、「自分(の常識や慣習)と違うから、ダメ」ではなく、

「何が(今与えられている仕事にとって)正しい行動なのか?」を具体的に伝えることが、リーダー、マネジャーの役割です。

 

「常識」や「価値観」と「行動」の違いは、もうおわかりかと思います。

 

「常識」や「価値観」が違えば、相手に対して違和感を覚えることがあるのは当たり前のことです。

「(相手は)自分と違う」のですから。

 

ただし、それが業務に支障をきたすようなことであれば、それはきちんと理由を説明したうえで、改善をお願いするべきでしょう。

 

このときに相手に対する敬意と理解があるかどうかが、大きなポイントとなるのです。

 

何となくお気づきかもしれませんが、これは「外国人スタッフ」に限った話ではありません。

 

「最近の若いやつはよくわからない」

「感覚がまったく違う」

「自分はそういうやり方はしなかった」

 

……そう、若い世代へのマネジメントでも、同様のことがいえるのです。

 

こうした問題について

 

新刊『教える技術 外国人と働く編』(かんき出版)では

より深く、マネジメントの実践法として紹介しています。

「自分と相手は違う」

「だからといって相手を否定しない」

「相手に敬意と理解を持つ」

 

このことを前提としてご一読いただければ幸いです。

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