こんにちは、石田淳です。
これまでに行動科学マネジメントについて、さまざまな切り口で書籍を発表してきました。
2019年もまた、「今」必要な知識をセミナー、書籍、雑誌記事など、さまざまなかたちで惜しみなくお伝えしていきたいと思っています。
来月4月より、働き方改革関連法案が随時施行されます。
- 「残業、がんばるぞ!」
- 「長時間労働、どんと来い!」
- 「休日返上で仕事!」
- 「24時間・ビジネスマン!」
昭和の時代にはある種「美徳」とされてきたビジネスの価値観は、今や「法律違反」とされるのです。
ただ、
- 「社員が喜んで仕事をする」
- 「自ら進んで仕事をしたがる」
という思いは、好ましいことには違いありません。
「やらなければならない」でする仕事と、「やりたいからやる」でする仕事、後者のほうが優れたパフォーマンスを発揮できることは、行動科学の実験でも証明済みです。
「もっと仕事がしたい!」
そう思う社員がいる企業こそ優れた業績を挙げる……。
このことに文句をいうつもりはありません。
ですから、法律の「縛り」の中で、また多様化する社員の「価値観」を鑑み、
いかにして社員に「やりたいから」で仕事にいそしむようにするか、またそうした際の環境を整えることが、リーダー、マネジャーの重要な仕事になるのです。
「いかにして仕事を『やりたいから、やる』」ものにしていくか……。
これが行動科学マネジメントの本質でもあり、それについては私もさまざまな本を通じてお話をしています。
そして、「環境を整える」ことについては、これも現在、新たな書籍を準備中です。
キーワードとなるのは、
- 「多様化」
- 「コミュニケーション」
- 「安全」
などです。
「人口減少により、社員の属性が多様化する時代に、どう『標準化』を図るか?」
「部下とのコミュニケーションは必須。 でも『効率化が求められる時代』に
どうすれば時間をかけずにコミュニケーションができるか?」
「『安全』という概念のない企業には、顧客も人材も集まらない。では、何をすればいいのか?」
そうした問題に関して、一冊ずつ、書籍を発表していきたいと思います。