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「動機付け条件を考える」

「行動の〝結果〟が、次の行動に影響を与える」

 

これが人間の行動原理です。

 

たとえば新人に

「わからないことは先輩、上司にすぐに質問する」

という行動を繰り返させたい(習慣化させたい)とします。

新人が先輩に質問し、

その結果が「嫌な顔をされた」だとか

「自分で考えろと言われた」だとかであれば…。

 

その新人は、先輩、上司への質問を繰り返すことはしないでしょう。

 

では、どうすればいいか?

 

行動の結果を「メリットのあるもの」にすればいいのです。

 

結果に対して〝動機付け条件〟となるメリットを

意図的に加えるの。

このことを専門的には

「リインフォース」(強化)といいます。

 

たとえばセルフマネジメントでいえば、

「英語学習のために問題集を○ページこなす」

という行動を習慣化したいとすれば、

「○ページ終えたあとは好きなお菓子を食べる」

といった単純なことが、意図的に加えたメリットとなります。

 

問題集を数ページこなしたからといって、

英語が身につくという大きなメリットが得られるわけではありません。

ならば、行動そのものにごほうびをつける工夫をして、

行動を繰り返すようにするのです。

 

このように「動機付け条件」を利用して行動を促すことは、

行動科学マネジメントの基本的なメソッドといえるものです。

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