■約2週間の海外視察から帰ってきました。
今回、視察してきた国と日本で行われている
マネジメントを比較して、感じたことがあります。
■まず、アメリカやヨーロッパでは個別対応が進んでいるということです。
つまり、社員それぞれの状況に合わせたマネジメントを作ろうとしています。
■日本でも最近になって育休あるいは介護休暇の制度が普及し始めていますが、
まだまだという感じは否めません。
■しかし、アメリカやヨーロッパの国々では
それらの制度が日本よりもはるかに多くの企業で機能しています。
■なぜ、それらの国では個別対応ができているのでしょうか?
一つは個別面談を特に最近は密に行っているからです。
日本では面談を行うのは、四半期あるいは、
半期に一回のところがほとんどでしょう。
■今回、僕が視察した企業の多くは、
週に何度か短い時間でも個別ミーティングを実施しています。
■だから、個々の状況を素早くキャッチして対応することができるのです。
もちろんもう一つの目的は現場の情報を吸い上げるためです。
情報は全て現場にあります。
いかにタイムリーに商品開発や営業に活かすのか。
■現場の人材、情報を上手く活用していくのは、
マネジメント上の最優先課題なのです。
■個別ミーティングを密に行っている企業は、
企業を経営する上で、現場の重要性を理解しています。
■たかが面談などと、あなどってはいけません。
マネジメントの重要な戦略の一つとして、
面談の見直しを図ってみてはいかがでしょうか。