■サラリーマンの給与が下がっていると言われて久しいですが、
実際にそのデータを見たことがある人はどのぐらいいるでしょうか?
■最近、国税庁が出している
「民間給与実態統計調査」というデータを見ました。
■僕が見たのは平成27年度のものですが、
これを見れば、日本人の平均給与がどのように推移しているのか
一目瞭然でわかります。
■給与は確かに10年前より下がってはいますが、
平成21年をピークに下げ止まりし、
平成25年以降は上昇傾向にあります。
■メディアではしきりに給与の低下が叫ばれていますが、
ここ数年に絞って見れば、アベノミクスの成果が
一定程度現れていることがわかります。
■また統計局が発表している家計調査のデータも目にしましたが、
これは何にどの程度のお金を支出しているのかがわかります。
■販売、営業に関わっているマーケターやビジネスパーソンは
これらのデータは必ず抑えておいてほしいと思います。
■なぜなら、人々が何を欲しているのか、
また何を必要としているが勘ではなく、
事実としてわかるからです。
■巷では若い人は車を欲しがらないと言われています。
確かにそうかもしれません。
しかし、本当にそうなのか、統計調査を見て
確かめてみて欲しいのです。
■東京オリンピックまでの3年間で
日本経済も大幅に変わっていくでしょう。
その際のニーズに応えられるよう、
データでしっかりと裏を取っておくことをオススメします。