■「モチベーション」という言葉が、
ビジネスシーンの中で使われるようになったのはいつ頃からでしょうか。
■少なくとも僕が社会人になった90年代に、
そのような言葉を耳にしたことはありませんでした。
■現在では何かにつけて「モチベーション」と言われ、
書店に行ってもその言葉をタイトルに付けた本が
多数見られます。
■しかし、これは言ってしまえば、
社員の気分次第で仕事の成果が変わってしまう
ということを意味するのではないでしょうか?
■そして、ローパフォーマーと言われるマネジャーに、
この「モチベーション」に頼っている傾向が見られるのです。
■行動科学マネジメントでは
「モチベーション」という目に見えない、
計測もできないものを重視しません。
■「モチベーション」が高くなければ、
いい仕事ができないのでは困るのです。
■ニュートラルな精神状態で、
いかにいい仕事ができるかが重要であり、
その仕組みを作っていくのがマネジャーの本来の仕事なのです。
■社員が落ち込んだり、うつ病にならないための
メンタルマネジメントは大切です。
しかし、過度にやる気を上げる必要もないのです。
■「モチベーション」という曖昧な言葉に惑わされることなく、
社員がニュートラルな精神状態で仕事をしながら成果を出せる仕組みを
作り上げてください。