■先日の教える技術セミナーで、
「部下の行動は分解したのですが、
なかなか組織に定着しません」と質問が出ました。
■答えは簡単です。
行動を習慣化させるやり方が
仕組み化できていないのです。
■行動を習慣化させて、定着することが、組織にとって最も重要です。
■その際は「ABCモデル」を活用した行動定着コーチングを活用してください
。
詳しくは拙著を読んで頂きたいのですが、ABCモデルとは、簡単に言えば、Aの
先行条件(Antecedent)のために、Bの行動(Behavior)をしたとき、Cの結果
(Consequence)が望ましいもの、つまりメリットを得られるものであれば、
人はBの行動を繰り返し、
Cの結果が望ましくなければ、
Bの行動を繰り返すことはないということです。
■望ましい結果が得られることを学習したとき、
同じ行動を繰り返そうとする
法則があるのです。
■ですので、
部下が望ましい行動をとったら出来れば、直後に褒める、あるいは、認めると
いったフィードバックを必ず行ってください。
これによって、行動が習慣化し、
定着していくのです。
■それだけではなく、
部下が自発的に動き出す
環境作りをする必要もあります。
■たとえば、
職場のレイアウトが
すぐに望ましい行動がとれるようになっているか、きちんと整備されているか
、といったことです。
ぜひ、試してみてください。