■「南極アイスマラソン」の直前に行ったアメリカ出張。
クライアントとランチで雑談をしていたときに、
マラソンの話題になり
「たんたんとやり続けるのが大事だよね」
と話をしていて、
2年前に死去した
スティーブ・ジョブズの
スピーチを思い出しました。
■アトランタからチリに向かう途中、
ネットでそのスタンフォード大学卒業式のスピーチを
久しぶりに聞きました。
彼は、そこで、
「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」
というメッセージを残しています。
■僕はこのメッセージを
「愚直であれ」
と受け止めています。
■僕たちは、つい効率を求めてしまいがちですが、
愚直にやり続けることが、
実は一番簡単で、確実な方法であり、近道なのではないかと感じています。
■マラソンを始めてまだ4年ですが、
淡々と週に数回走り続けているだけで、
僕でも南極やサハラを完走することができました。
■4年前の自分には到底想像できないことだと思います。
特に、始めたばかりのころは、
面倒くさいと思っていましたから
「今日走るのはしんどいな」
「走る時間がない」
など、実は度々挫折しそうになったこともありました。
■ただ、無理せずラクに走れるよう工夫しながら
たんたんと積み上げてきただけです。
その地道なあゆみが、
南極やサハラにもつながりました。
■南極アイスマラソンの
トライアスロンは本当に過酷で
「もうやめたい」
と何度思ったかわかりませんが、
あのフレーズを思い出して粘りきりました。
■粛々とやり続けることがいかに想像以上に遠くまでいけるのか。
「stayfoolish.」
次の目標に向けて、また少しずつ始めていこうと思っています。