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▼JR北海道に見るセーフティビヘイビアの欠如

■2011年、乗客乗員79人が負傷した
石勝線の特急列車脱線炎上事故。
そして今月、函館線で、
貨物列車の脱線事故を起こした
JR北海道。

■267か所もの
レール異常を長年放置していたことが
判明しました。

■「1つの重大事故の背後には、
29の軽微な事故があり、
その背景に は300の異常が存在する」
というハインリッヒの法則。

■事故を防ぐためには、
不安全行動(ヒヤリ・ハット)を
いかになくすかにかかっていますが、
JR北海道はどうだったのでしょう。
小さな確認を怠っていたのではないでしょうか。

■ただ、安全行動を行うために、
「気をつけよう」「安全第一」
と漠然とスローガンを掲げていてもダメ。
それぞれに価値観や理解度は異なりますから
従業員に安全行動は浸透しません。

■そうではなく、
危険の芽を従業員一人ひとりの
些細な行動の中に発見し、
安全行動としてとるべき行動を分解。
そして、安全行動に変えていくため、
仕組みをつくって
習慣化させていくことが必要なのですよね。

■いつどこで誰がやっても再現できるように、
徹底した数値化も大切です。

■リーダーであるみなさんは、
従業員の危険行動、不安全行動を
安全行動に変える
仕組みづくりはできていますか。

■安全行動の習慣化の徹底は、
企業にとってかけがえのないものを守るための
重要なポイントなのです。

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