■部下育成のセミナーなどで、
8割のできない社員の底上げについて、
「社員業務の標準化を徹底しよう」
とお伝えしています。
■みなさんはこの“標準化”とは
どういう意味だと思いますか?
■セミナーでは、
「真ん中の人のレベルに合わせていくのかと思いました」
と勘違いする人も意外と多いのですが、
ここでの“標準化”とは、
トップの人の行動を分解して、
誰でもできるように見える化し、
そこに引き上げていくこと、なんです。
決して、真ん中の人のレベルに合わせて
作るわけではありません(笑)。
■トップの人のステージを明確にして、
そこに向けて引っ張っていくのです。
■すると、必ずより高いレベルで行動する人が出てきます。
そうしたら、今度はその人のレベルに照準を合わせて、
“標準化”をレベルアップさせていきます。
“標準化”は固定されず、日々、更新されていくのです。
■これまで、2割の優秀な社員だけが
できるとされてきたものを
再現性あるもの、
つまりどの社員でも実践できる技術に
変えていくための便利なツールが
“標準化”なのですよね。
■部下育成で重要なのは、相性でも情熱でもなく、
行動に焦点を当てること。
“標準化”を徹底して
部下の行動に落とし込んでみてはいかがでしょうか。