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▼ストレスの解決を支援するACT

 

■先日、アメリカへ行ったときに
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)
の最前線を見てきました。

■ACTは、
「マインドフルネス&アクセプタンス」
にもとづく第3世代の認知行動療法のこと。

 

■大きなストレスがあるときに、
解決を促す方法として、
欧米で人気の高いセラピーとなっています。

 

■ですが、日本ではまだまだ知られていませんから、

「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)って何?」
「マインドフルネス&アクセプタンス??」

という方もたくさんいらっしゃるでしょうね。

 

■「マインドフルネス&アクセプタンス」の
マインドフルネスとは、
「今、ここ」の自分に気づき、
現実をあるがままに受け入れるということ。
代表的なものに瞑想、座禅などがありますが、
いつでもどこでも実践できます。

決してオカルト的&胡散臭いものではなく(笑)、
最新の科学的な心理療法なのでご安心を。

 

■アクセプタンスは、
観察・受容すること。

また、アクセプタンス&コミットメント・セラピーの
コミットメントのここでの意味は、
ネガティブな思考や体験を逃避・回避するのではなく、
自分の価値を再自覚して、
自分のペースで行動していくということです。

 

■セミナーなどで、
経営者から若手ビジネスパーソンまで
たくさんの方と接する機会がありますが、
みなさん、やはり、いろいろとストレスを抱えていますね。
当然に、だれでもストレスはあります。
でも、今、うつ病や不安神経症、過剰なストレスに
悩むビジネスパーソンが急増しているのも事実。

 

■そして、自分が疲れているときや余裕がないときに、
イライラしたり、マイナスの感情を抱くことが
うつ病などのきっかけになることもあります。

「上司は陰で自分のことを悪く言っているのではないか」
「この人は自分に合わないような気がする」
「あの人に嫌われたらどうしよう……」

現実ではなにも起こっていないことに対して、
悩んだり、不安になったり、
悲観的になったり。

人は、自分が見たいようにしか
見ることができないんですよね。
現実と頭の中の区別がなかなかできず、
頭の中で勝手な認知をして、言葉に支配され、
精神的にも肉体的にも自身を追い詰め、
ひどい人はそれでうつになったりしてしまう。

未来に対する不安、
過去のトラウマ……、
人間は自分の心の言葉にふりまわされているのです。

 

■そんな、
「自分は悪くない、正しい」とか
「どうしよう……」
と対峙しているところから一歩引き、
その勝手な認知から上手に解放されるのがACTです。

 

■単にポジティブ思考に変えるといったことではなく、
まずは自分の感情を“受け入れる”。
そして、自分の思考をよく観察し、
自分の行動を決定していく。

 

■単純な行動である瞑想がカギとなるのですが、
たとえば、自分の呼吸を数えるだけでも、
頭の中の勝手な認知が消えていきます。

僕自身は、座禅で瞑想はしませんが、
ランニングをしているときに近いことをよく行っています。

 

■仕事に追われるビジネスパーソンにとって、
ACTを知っていることで、
ビジネスにもプライベートにもいい影響を及ぼすはずです。

気持ちのメカニズムを理解して、
余計なストレスをなくしていく――職場などで
役立てもらえるよう分かりやすく伝えていけたらいいなと
思っています。

 

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